そろそろ、過ぎた日の恋についても『何か思い出して』みようかなという。三十代、自省の日々とこれからの事。
何かを見ると何かを思い出す
LONDON DAYS .2
2007-05-17-Thu  CATEGORY: 過ぎた日の恋
朝、まだ薄暗い時間に目が覚めたので、
10月の肌寒いロンドン市内を、カメラを持って散歩してみました。
方角も怪しく、道順と風景だけを記憶しながら歩いていると
"ハイドパーク"まで来ていました。
ベンチに座り、これから彼女と過ごせる事を考えてみると、
到着した前日の高揚感は、まだ続いていて
僕はただ子供のように、多分かなり浮かれていましたね。

「まずは一緒に行きたい」と、彼女のお気に入りの場所をいくつか巡りました。
東ヨーロッパ風の怪しげなカフェ、アンティークのビーズを揃えた雑貨屋、
ポールスミスの本店などがある、コベントリー・ガーデン。
ピカデリー・サーカス近くにあるチャイニーズ・レストランの飲茶でランチを食べ、
オックスフォードを歩き、ビッグベンを見て改めて歴史を感じ、
鳩の群れが集まるテムズ川の川岸を散歩して
タワーブリッジの下辺りまで来ると、ベンチに腰掛け
対岸を行く人々を眺めながら、他愛も無い話をしていました。
夜は宿の近くの、小さいトラットリアでゆっくりと食事をしたのですが、
店主がマーチン・スコセッシそっくりだったのを覚えています。

その夜、彼女は僕が宿泊している部屋に泊まりました。
ただ、インスタントコーヒーを飲みながら、
いろんな事を一晩中話していたんです。
現在のこと、過去のこと、将来のこと、仕事や友人のこと。
3年前の別れる日に、喫茶店で話したような内容でした。

「別れるかどうかを考える一週間に、お互い何を考えてたのか?」
という問いで、当時の彼女の気持ちを3年経って初めて知りました。
だけど僕は、自分が思っていた事を言わなかったんだ。
ずっと彼女を想ってたから、言えなかったんだと思います。

通り向こうの建物の部屋に飾られていた、ネオンライトが
ずっと点滅していたのを眺めながら話していたことを覚えています。





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コメント

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コメントちょみ | URL | 2007-05-17-Thu 00:54 [EDIT]
薄暗い朝にカメラを持って散歩・・・映画みたいi-237
海外に出たことのない私にとっては憧れですね・・・
何箇所かまわったみたいですが
二人のゆっくりとした時間が見えるようです。
ベンチに腰掛けて話をする時間のある旅って素敵ですよね。
時間に追われてあちこち見て回るより
風景や空気を一緒に感じながら・・・っていうのがいいですね。

インスタントコーヒーがとてもおいしそうですi-189
ちょみさん。
コメントritorno | URL | 2007-05-17-Thu 01:32 [EDIT]
ロンドンの朝ってホントに霧がフワーってかかって、
幻想的というより、ちょっと怖い感じでしたよ。
実はかなりビビリなので、ドキドキしてましたw

どこかに旅に出ると、いつも
「地元の人の様に過ごす」てのがテーマだったりします。
たとえカタコトでも、相手が「はぁ??」な顔してても、
また明日なっ!!って素振りで立ち去ってます。

ちょみさんは、どこか旅に行きたいトコロって有りますか?

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